トレーニング

  • オープンCAEに関するトレーニングを開催します.
  • 参加には,シクミネットによる参加登録が必要です.
  • 日本機械学会計算力学技術者認定受験資格の認定証の取得希望の方は,固体力学または熱流体の1・2コマ目を連続して受講する必要があります.

トレーニング参加者専用ページ

  • 参加者には事務局から事前に必要な準備や注意事項,Zoom接続先等の情報をメールでお知らせします.

日時

2022年9月10日(土) 9:15〜 受付,9:30-16:40 トレーニング午前構造入門初級  午後MBD
2022年9月17日(土) 9:15〜 受付,9:30-15:00 トレーニング午前熱流体入門初級 午後熱流体応用

場所

会場での対面式のトレーニングは実施せず,全てオンライン開催となります.
9/10 トレーニング科目一覧
時間 トレーニング
09:15 – 09:30 受付
09:30 – 11:00 A1:Salome-Mecaによる固体のFEA入門

講師: 藤岡 照高 (東洋大学)

11:00 – 11:10 休憩
11:10 – 12:40 A2:Salome-Mecaによる固体のFEA初級

講師: 藤岡 照高 (東洋大学)

12:40 – 13:30 休憩
13:30 – 15:00 B1:OpenModelicaによる流体システムモデリング (初級者向け)

講師: zeta_plusplus ( Modelica勉強会 )

15:00 – 15:10 休憩
15:10 – 16:40 B2:OpenModelicaによるマルチボディダイナミックス実習

講師: 田中 周 (アマネ流研)

9/17 トレーニング科目一覧
時間 トレーニング
09:15 – 09:30 受付
09:30 – 11:00 C1:OpenFOAMによる熱流体シミュレーション入門

講師: 中川 慎二 (富山県立大学)

11:00 – 11:10 休憩
11:10 – 12:40 C2:OpenFOAMによる熱流体シミュレーション初級

講師: 中川 慎二 (富山県立大学)

12:40 – 13:30 休憩
13:30 – 15:00 D1:OpenFOAMによる熱流体シミュレーション応用編
– finite area thin filmを使用した液膜とラグランジュの相互作用を考慮した混相流計算入門-講師: 川畑 真一 ( オープンCAE勉強会@関西 )

講習内容

本トレーニングの講習内容をご紹介します。

A1:Salome-Mecaによる固体のFEA入門

  • 講師:藤岡 照高 (東洋大学)
  • 講習概要:はじめて構造解析を行う受講者を想定し,片持ちはりの曲げ問題の解析と精度検証を体験します.引き続き初級コースと合せて受講することで,日本機械学会計算力学技術者固体力学分野初級認定申請資格・2級受験資格が得られます.ハンズオン実習のため,Salome-Meca2018が動作するPCを用意してください.
  • 準備:環境構築に従ってご準備ください.

A2:Salome-Mecaによる固体のFEA初級

  • 講師:藤岡 照高 (東洋大学)
  • 講習概要:入門コースを受講されたか方を対象に,コマンドファイルの編集を体験します.入門コースと合せて受講することで,日本機械学会計算力学技術者固体力学分野初級認定申請資格・2級受験資格が得られます.ハンズオン実習のため,Salome-Meca2018が動作するPCを用意してください.
  • A1と同じ環境を利用します.
B1:OpenModelicaによる流体システムモデリング(初級者向け)

  • 講師:zeta_plusplus (Modelica勉強会)
  • 講習概要:OpenModelicaのFluidライブラリを用いた簡単な流体システムのモデリング&解析を行います. 今回はOpenModelicaでのモデリング基本手順から初級者向けに丁寧に解説し、使うコンポーネントもMSLのFluid(+Thermal、Mechanical)に限定します.
  • 事前準備:環境構築のサイトを参考に最新版のOpenModelica Ver1.19.2をご準備ください.ただし、このページで紹介されているのは Ver.1.18.1 です。Ver 1.19以降では、初めての起動時に自動的にロードされる Modelica Standard Library (MSL)を設定する画面が廃止されています.
B2:OpenModelicaによるマルチボディダイナミックス実習

  • 講師:田中 周 (アマネ流研)
  • 講習概要:OpenModelica初心者を想定し, OpenModelicaでのマルチボディダイナミックスの例題モデルとして振り子モデル作成とシミュレーションができるようになっていただくことを目標とします.
  • 事前準備:環境構築のサイトを参考に最新版のOpenModelica Ver1.19.2をご準備ください.ただし、このページで紹介されているのは Ver.1.18.1 です。Ver 1.19以降では、初めての起動時に自動的にロードされる Modelica Standard Library (MSL)を設定する画面が廃止されています.

C1:OpenFOAMによる熱流体シミュレーション入門

  • 講師:中川 慎二 (富山県立大学)
  • 講習概要:密閉容器内の自然対流を例にとり,OpenFOAMを使ってソルバの選択から結果の可視化までの一連の流れを体験します.本コースに合わせて,引き続き初級コースを受講することで,日本機械学会計算力学技術者熱流体分野初級認定申請資格・2級受験資格が得られます.
  • 準備:オープンCAE2021シンポジウムと同じ環境を利用します.環境構築に従ってご準備ください.

C2:OpenFOAM講習(初級)-OpenFOAMによる熱流体シミュレーション初級

  • 講師:中川 慎二 (富山県立大学)
  • 講習概要:入門コースを受講された方を対象に,密閉容器内自然対流の例題を使って,実験結果との比較により妥当性を検討しながら,メッシュや境界条件への依存性について学びます.入門コースと合せて受講することで、日本機械学会計算力学技術者熱流体分野初級認定申請資格・2級受験資格が得られます.
  • C1と同じ環境を利用します.

C3:OpenFOAMによる熱流体シミュレーション応用編
– finite area thin filmを使用した液膜とラグランジュの相互作用を考慮した混相流計算入門-

  • 講師:川畑真一(オープンCAE勉強会@関西)
  • 講習概要:OpenFOAM v2112から追加された新しいfinite area thin filmの機能を使用して, 液膜とラグランジュ粒子の相互作用を考慮した混相流の計算ができるようになりました.この機能を使用することで,液膜からのラグランジュ粒子の発生,ラグランジュ粒子が液膜となる計算が可能です. 本トレーニングではこのfinite area thin filmの使い方と簡単な例題を基にした設定ファイルの中身について解説します.
  • 準備:OpenFOAM v2112以降の機能になりますので、OpenFOMA v2112をインストールしたPCをご準備ください。Ubuntu(WSL)とMacの環境構築についてはこちらをご覧ください。VirtualBoxを使用する場合はこちらからovaファイルをダウンロードして仮想マシンアプライアンスのインポートをしてください。