1.コース共通事項

ノートパソコンを持参ください.トレーニングは,ご持参いただいたノートPCを使用して実施いたします.ノートPCの推奨環境は以下の通りです.必ず事前に動作を確認してください.

  • CPU: Pentium4以上 (64bit対応のCPUが必須)
  • OS: Windows 7以降(CPUが64bit対応であれば,OSは32bit版でも可),または MacOS X 10.5以降
  • RAM: 4GB以上(64bitの場合,4GB以上)
  • 空きUSBポート: 1つ以上
  • マウス: Macの場合には,ParaViewの操作のために外付けのホイールボタン付きマウスを持参されることをお勧めします.

次の情報をご確認ください.

  • BIOS設定方法(OpenFOAM関係コースで方法1を用いるWindowsマシンの場合):仮想化技術(Intel Virtual TechnologyやAMD Virtualizationを有効にする.)
  • OSの管理者権限のあるユーザのパスワード
  • OpenFOAM関係コースの方法1では, 仮想環境ソフトウェアVirtualBoxが動作すること(事前に動作することを確認してください).
  • 当日の追加資料配布を容易にするため,できるかぎり,無線LANが使えること.

講習資料(スライド)のPDFファイルおよび関連ファイルを6月17日(月)を目途に配布します.当日,印刷資料は配付いたしませんので,今後連絡予定の配布先アドレスからダウンロードいただいた上,必要な方は,各自印刷して持参してください.関連ファイルはPCに事前に保存して持参してください.
講習会の準備について,ご質問がございましたら,オープンCAE学会事務局 office@opencae.or.jp までご連絡ください.必ず事前に動作を確認してください.当日は環境構築を最初から行う時間はありません. 環境構築がうまく行かない場合は事前にメールでご相談ください.なお事前の環境構築に不安のあった場合は, 当日早め(6/21 9:00頃)に来ていただければ, スタッフが環境構築のお手伝いをいたします.

2. OpenFOAM入門・初級コース

講習ではOpenFOAM-v1806を使用します.講習会用に用意した仮想マシンを利用する方法と,参加者が自ら環境を構築したマシンを使用する方法があります.OpenFOAM初心者の方には,講習会用仮想マシンのご利用(方法1)をお勧めします.

方法1(推奨)

OpenFOAMのインストール方法が分からない方,インストール先のファイルがどこにあるか不明などの方は,こちらをご使用ください.
この方法は,OpenFOAM V&V,OpenFOAM 圧縮性ソルバ,Palabos講習の全てに対応するものです.この方法で導入した1台の仮想マシンに,これらの講習の環境が揃っています.

VirtualBoxをインストール後,参加登録完了後にお知らせするリンク先から仮想アプライアンス(OVAファイル)を入手し、「ファイル」ー「仮想アプライアンスのインポート」から仮想マシンを読み込んでください.配布先からダウンロードしたファイルのサイズは約4.5GB,インポートした仮想マシンには25GB程度の空き容量が必要です. VirtualBoxはバージョン5.2.30以降 または 6.0.8以降をご使用ください.

ダウンロードした仮想マシンアプライアンスのインポート方法説明は下記をご覧ください.
暫定版:インポート方法説明

方法2

(1) OpenFOAM-v1806が動作し,(2) 後日配布する講習用例題ファイルをUSBメモリやウェブダウンロードによって取得可能であるPC,を持参ください.なお,この方法で受講される場合には,OpenFOAMに関連するファイルの保存場所(インストール先)や操作方法等については,受講者自身での確認をお願いいたします.OpenFOAM-v1806のインストール方法および動作の確認方法については,以下の公式HPをご覧ください.
https://www.openfoam.com/download

3. OpenFOAM V&Vコース

講習ではOpenFOAM-v1806を使用します.講習会用に用意した仮想マシンを利用する方法(方法1)と,参加者が自ら環境を構築したマシンを使用する方法(方法2)があります.OpenFOAMやLinux初心者の方には,講習会用仮想マシンのご利用(方法1)をお勧めします.

方法1(推奨)

OpenFOAM入門・初級コースの方法1と同じです.

方法2

OpenFOAM入門・初級コースの方法2に加えて,追加の作業が必要です.まず初めに,入門・初級コースの説明をご確認ください.
V&Vコースを独自環境で受講される方は,OpenFOAM v1806に加えて,imagemagick, python-vtk, python-pip, python-tk のパッケージ,numpy, scipy, pandas, matplotlibのpythonライブラリが必要です.

aptコマンドにより,python-vtk, python-pip, python-tkをインストールし,その後,pipによってnumpy, scipy, pandas, matplotlibのpythonライブラリをインストールしてください.

4. OpenFOAMを用いた衝撃波捕獲シミュレーション入門

方法1(推奨)

OpenFOAM入門・初級コースの方法1と同じです.

方法2

OpenFOAM入門・初級コースの方法2と同じです.

5. Salome-Meca入門・初級コース

Salome-Meca入門コース,初級コースコースのハンズオントレーニングでは,共通的にSalome-Meca2018(SALOMEver. 8.3.0)を使用します.仮想環境などを用いず、Windows環境へのインストールも可能になっております.Salome-Meca2018 for Windowsのダウンロード,Windowsへのインストール方法は以下を参考にしてください(Linuxにもインストールできますが、自己責任でお願いします) .
Salome-Meca2018 Windows版インストール

6. 格子ボルツマン法ライブラリPalabos入門

方法1(推奨)

OpenFOAM入門・初級コースの方法1と同じです.

方法2

Palabosの公式サイトを参考に各自のPCにインストールをお願いします.
公式サイト Palabosのインストール
ご参考サイト(編集中)Palabosのインストール@OpenCAEWiki@関西

 

7. OpenModelica講習入門・初級

Windows最新バージョン(2019年4月現在)のOpenModelica v1.13.2を各自のPCにインストールお願いします( LinuxやMacOSにもインストールできますが、自己責任でお願いします). 詳細については以下のリンクを参照ください.

OpenModelicaインストールについて(外部サイト:足利大学へのリンクです)